大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

散歩・・・8・10 続

大神神社へと続く木立の道の入り口で、すっかりとくたびれた小さなカブトムシの行く末を案じていた私は、数分後にはいつものように大神神社の神庭にいた。

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二礼二拍手一礼を済ませた私が、先に進もうと神庭を後にしようとすると、その北側に位置する社務所の入り口の辺りに見慣れぬものが・・・・

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巨大な扇風機のようなものが、その足元に水の入ったタンクを備え付けてある。他にも同じものが、その傍の御札所に一つ。

私がこの奇妙な装置の存在に気が付いたのは昨年だったか、一昨年の夏であったが、写真ではまだ稼働していないこの装置、気温が高くなるとその6枚羽根のプロペラの部分から、霧を発生させる。その霧の元はもちろんその足元のタンクである。

それなりに広さを持った大神神社の神庭はいくら周囲が深い森に囲まれているとはいえ、直射日光が差し込んでくる。必然的に気温が上がる。この装置の発生させる霧はその暑さを幾分かでも和らげようとの神社側の配慮でなのである。

もうちょっと足を延ばしてみよう・・・といっても、いつものお決まりのコースだ。

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狭井神社は相変わらず清浄な空気を漂わせている。

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その背後からさしこんでくる朝日さえ何やら涼しげに見えている。

続いて、いつもならば次は大美和展望台、そして久延彦神社へと歩みを進めて行くのであるが、少々暑くなってきた。おまけに展望台への道は少々草が茂りすぎている。仕方なく展望台へは上らずその下を巡る道を行く。当然、久延彦神社は下から拝み見ることになる。

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次は若宮さん、

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そして、そこで振り返ってみると・・・

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三輪の中でも私の好きな眺めの一つである。

最後に一枚。

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大神神社参道上にある踏切から見える眺めである。JR桜井線三輪駅に接するように存するこの踏切から北を見ると、かくもまっすぐに桜井線の線路が続く。

所によれば、線路がこんな風にまっすぐ続く光景なんていうのはさほど珍しいものではないのだろうが、大和のように狭い盆地にひしめくように人が暮らしている場所において、その居住の地をこのようにまっすぐに貫くことは容易なことではなかっただろうと想像される。そんなこともあってか、この踏切に立ってシャッターを押している人の姿を見ることはしばしばである。