大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

小夫天神社・・・上

私が職場のある都祁にたどり着くには、おおむね四つのルートがある。それぞれのルートについてはおいおい語ることもあろうから、今日はもっともよく使っている最短のルートでちょっと気になっているお社について話してみたいと思う。

以前ちょいと述べたが私が職場に向かうために、三輪の集落を抜けて、まずは国道165号線に入る。「脇本」(以前触れた)、「朝倉」を過ぎて、「出雲」なんて古代史フアンにはたまらない地名を過ぎて、長谷寺門前町に入る。一方通行の細い道はもうすでに国道165銭からは外れている。

途中、急な坂道を上って下りて、長谷寺の門前を過ぎる。道はこの辺りから初瀬川に添うように大きくうねって一気に400m標高差を駆け抜ける。その間、およそ11㎞。都祁の地にたどり着くまでは信号は一切ない。日によってはこの区間を抜ける間対向車に出会うこともない・・・そんな道だ。

ただそんな道でも、ところどころに開けた地はあり、それぞれに集落は生じている。その一つが小夫(オオブ)である。この集落はこの位置においてはほとんど東流している初瀬川の北側の斜面に開けている。

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道の端に見えるのは

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拡大していただけば良く分かるのだが・・・

笠縫邑・初瀬斎宮の伝承地と書いてある。

興味を覚え、車を止めて探検を始める。道はまっすぐに斜面を北上する。

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途中

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こんな感じで鳥居がある。中央の額学を見ると・・・

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なかなか立派な文字である。社殿によれば弘法大師のそれだというが、私にはそれを確かめるすべはない。ただ、高校の折に書道の時間に習った風信帖に印象が近いかななんて思ったりはしている。

更に坂道を上る。

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目標物は近づいた・・・

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大夫天神社である。

天神社というからには祭神は当然、菅原道真公・・・

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・・・であるはずなのだが、上の写真を見れば件の道真公は西殿に祀られているのみ。中央に祀られているのは、天照大御神大来皇女である。

天照大御神は言わずと知れたこの国の最高神、伊勢の国に鎮まりおわすかの太陽神である。それでは大来皇女とは・・・はたして、このお二方がなぜこのお社の中央に一緒に祀られているのか・・・

事はそう単純ではない。そうやすやすと語り終えるような内容ではない。くわえて少々先ほどから舐めはじめたウイスキー(ブラックニッカ)がまわり始めて、眠たくもなってきた・・・ということで続きはこの次に・・・

上の方に「笠縫邑・初瀬斎宮の伝承地」なんて一節があるが、この辺りの説明も兼ねてこの次は少々七面倒くさいことを書くようになるかもしれない・・・