大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

お散歩・・・12・15

温かい朝だ。夜来の雨がこの暖気を呼び込んでくれたのであろう。空気も適度な湿り気を帯びて、喉に心地よい。冷たい朝が続いたここ数日の中では、最も散歩に適した・・・そんな朝だ。

今日はいつもと違って、平等寺へは向かわず、ショートカットをして大神神社へ。

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祇園さんだ。

正しくは素戔嗚神社。祭神ははもちろん日本神話界きってのダーティーヒーロー、素戔嗚尊。これからお参りする大神神社祭神大物主神と一体の神といわれる大国主神の義理のお父さんだ。素通りするわけにはいかぬ。

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狛犬さんだ。

台座の文字が摩耗しており、老眼おすすんだ私の目では確認しがたかったので、指でなぞってみた。「明治三十・・・・」あたりまではなんとなくわかったが、それ以降は全く以て読めなかった。正直に言えば、はっきりしているのは「・・・三十・・・」の部分だけであって、「明治・・・」はひょっとしたら「昭和・・・」かもしれない。「大正・・・」ではないのだけ確かである。

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季節が季節だけに、すっかりと葉を落としてしまっているが、いつ見てもこの欅の威容には感じ入ってしまう。この欅がこの世に生を受けたのが藤原の地に都があった頃だか、平城の地に都が遷ってからななのか・・・そんな穿鑿が空しく感じられるほどの迫力だ。

・・・しばしの間この巨木の上を通り過ぎた歳月に思いを馳せたならば、素戔嗚様に両の手を合わせる。次はその娘婿にお会いする番だ。

祇園さんから大神神社の二の鳥居まではほんの5分。

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おやおや・・・12月もまだ半ばだというのに門松が据え付けられている。

もうそんな時期なのかと思いながら参道に・・・

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御社が見えてくる。

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すると・・・

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拝殿の脇にはもうすでに来年の干支の「巳さん」の絵が・・・

ここでもまた正月の準備が一つ住んでいる。

さて、いつもならこの後は狭井神社、展望台、という順に足を運ぶところであるが、今日は直接展望台へと向かう。けれども・・・雨が止んでも天候が回復しきったとは言えず、遠望はきかない。

大物主の住まい賜う三輪山までもがこんな様子である。

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ひょっとしたら、この山の神は連日の選挙カーの喧騒に少々へそを曲げておられるのかもしれぬ。