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大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

2013年・・・初詣

三輪の地に暮らし始めて、初詣は大神(オオミワ)神社というのがおきまりになった。ここ20数年というもの、元日の・・・あるいは、三が日のいずれの日かは、家族連れだって必ずその神前で手を合わせてきた。けれども、大みそかのうちに神社まで出かけ、年明けの合図を待って拝殿に祈りをささげる・・・というようなことはしたことがなかった。

私の家は初詣のために設けられた大規模な駐車場から大神神社へとむかう道すがらにあり、紅白歌合戦も終わりに近づいてくるとかなりの喧騒に包まれるようになる。喧騒の原因は当然のことながら、大みそかのうちに大神神社の神前に詰めておこうとする参詣客たちである。

今年もいつもの年のように、ゆく年くる年を見ながら心静かに年明けを迎え、家族と新年の挨拶を交わし喧騒の中で床につく・・・はずであったが・・・なぜか、今年は紅白を見ているうちに、一度ぐらい新年を迎えると同時に大物主大神に手を合わせてみたいとの声が家族の中で高まり、とうとう、大トリのスマップが歌い終わると同時に家を出ることと相成った。家を出て歩く事ほんの10分。

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暗くて何のことかよく分からないかとは思うが2本の柱に渡されたしめ縄の下に強く光を放っている場所が大神神社拝殿である。

さらに近づいてみる。

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もう、かなりの方々が神前に集まっていた。年が明けるまで、あとほんの数分。気温はけっこう低かったのだろうが(事実夕刻までは雪がちらついていた)、妙に寒さは感じなかった。

ざわつきが・・・神庭に満ち満ちていた。

そして・・・午前0時をむかえる。

境内に重々しい太鼓の音が響く。

人々は一斉に拝殿に向かって賽銭を投じはじめる。あちらから柏手の音が聞こえ、手を合わせながら口々に何事かを唱える・・・

私も・・・手を合わせる。

何を祈ったのか・・・それは内緒であるが、齢50を過ぎて、妻と20歳を過ぎた息子2人を持った男が、新年にあたって何を祈るのかは大方想像がつくであろう。

そして今日、1月3日、私は再び大神神社へと向かった。大みそかから元旦にかけてのお参りは夜分ということもあり、とにかく拝殿の前で手を合わせるのみという感じだったので、今日はゆっくりと摂社を含めて、いつものお散歩道にしたがってお参りしてまわった。

元旦にお参りをすませているので、お祈りの方は早々にすませ、展望台の方へと急ぐ。息子はおみくじを引いて「吉」だったと無邪気に喜んでいる。お神酒を飲ませてくださる場所があったが、あいにく昼から車で出かける都合があるのでここは我慢・・・拝殿を後にする。

途中少彦名の御前で今年一年の安穏を祈り、狭井神社へ向かう。いつもはひっそりとした狭井神社も今日は境内中に人があふれている。その様子を写真でお伝えしようとも思ったが、あまりにもギュウギュウであったため撮影は断念。ここでも拝殿の前と同じようなお祈りをする。

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狭井神社を後にしたら次は展望台だ。元日、2日と好天で、気温も比較的高かったが、今日は曇天、しかも風は冷たく気温も低い。昨日のうちに来ておけばよかったと後悔はしたものの後の祭り。大和三山と葛城金剛が見渡せたことを幸いとしておこう。

さて、同じ場所から180度振り返ってみる。

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こちらもまた曇天のもとではあるが、その御姿をはっきりと見せてくれている三輪山がそこにあった。

今年の大物主大神のご機嫌も・・・そうは悪くないらしい・・・

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