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大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

今年最初の大発見

その気まぐれが私に大発見をもたらしたのである。

さて・・・その大発見とは・・・

ふふふ・・・こんな大発見は簡単に聞かせるわけにはいかない。次回をお楽しみに・・・

と私は前回の記事を結んだ。当ブログによくいらっしゃる賢明な読者諸氏ならばきっと思っているはずだ。

どうせまた次を読んでもらいたいがためのでまかせだろう・・・

とか

どうせいつものように大したことでもないのに大発見、大発見とはしゃいでいるんだろう。

とか・・・しかし、今回だけは違う。本当に大発見なのだ・・・少なくとも私個人にとっては・・・

車で大神神社に行こうとすればまず目に入るのが、黒く塗られた大鳥居である。

大鳥居

よく整備された道が三輪山に向かってまっすぐにのび、突き当たったその先に駐車場がある。そこに二の鳥居があって

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参道へと進むことになる。してみると、上の大鳥居が一の鳥居ということになるが・・・

ここからが先日の散歩の続きである。私はいつもよりちょいと足を延ばして、国道169号沿いにある綱越神社まで行って見た。いつぞや「おんぱらさん」という祭を紹介したあの御社である。

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それはそれは可愛らしいお社である。このお社にいらっしゃるのは祓戸大神(ハラヘドノオホカミ)、大神神社にお参りする人々の罪穢れの一歳を祓い浄める・・・そんな職能を持っていらっしゃる神様である。人間生きていれば様々な罪穢れが身につくことは避けられない。かといって、そのままで三輪の大神の前に出るわけにはいかない。そこで大事な働きをするのがこの神様だ。

だとするならば、本来大神神社にお参りをしようとする人々はかならずこの御社に参らねばならぬはずだ。なのに、ほとんどの人は

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この大鳥居をくぐり、そのまま二の鳥居へと向かってしまう。

これはどう考えても形として変だ。一の鳥居から二の鳥居を抜ける正式な参拝のルートから外れた場所に(100mほどかな?)参拝客の穢れを祓う施設が配置されているなんて・・・

こんな疑問を感じながら、綱越神社の前の細い道を歩いていると

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その道から大神神社の参道へと抜ける道に上のような鳥居を見つけた。何も今日初めて気が付いた鳥居ではない。以前からその存在に気がついてはいたのだが、この鳥居のすぐ先にあるの宗教施設の鳥居だと固く信じて疑うことはなかった。けれども、今日何気なくその横の石柱を見ると「官幣大社大神神社」とあるではないか・・・

・・・そう、これは大神神社の鳥居なのだ。けっしてこの先にある宗教施設の鳥居などではない。

ちょいと戻って綱越神社からこの鳥居の方角を見てみる。

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道筋には

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こんな家もある。決してこの道は裏通りなどではない。れっきとした表通りだ。

ということは、綱越神社前のこのさびれた道は本来、多くの参拝客が行き通った表参道だったのではないか・・・ってな感じに思えてくる。そして、最後に紹介した抜け道にある鳥居は・・・大神神社の一の鳥居だということになる。

そう、今の大鳥居を抜ける表参道(と思える道)は、かつては決して表参道などではなく、自動車で参拝するための後からできた道であり、古来からの徒歩にて参拝する者の参拝道は・・・すなわち、本来の表参道は網越神社前を通るこのさびれた道であったのである。

多くの人々が徒歩にて大神神社に参拝していた頃、人々はまず街道沿いにあった綱越神社にお参りし、俗世の罪穢れを祓った。そうしてその前の細いこの参拝道を歩み、件の鳥居をくぐり大神神社へと向かったのだ。時代が下って、自動車によって参拝する者が増えるにしたがって、本来の参道が廃れ、自動車による参拝道が表参道化した。そしてその上に大鳥居が作られたのだ。

・・・どうであっただろうか、私の大発見は。

やっぱりこんなもんか、三友亭主人の大発見なんて・・・多くの諸賢はそうお思いであろう。

確かに大したことのない・・・ごく些細な発見であったかもしれない。それどころかそんなことに今頃気が付いたのかよ・・・ってな内容であったのかもしれない。

けれども、今回の発見は今までの私自身の思い込みを覆す発見であったことは疑いもない。もう何十年、あの大鳥居を大神神社の一の鳥居だと信じて疑わずに来た。このブログの記事にもその認識に立って書いた記事もあったように記憶している。今回、その認識が覆ったのだ。

一番上に・・・少なくとも私個人にとっては・・・と書いた。

そう、私にとっては、私個人にとってはこれまでの自己の思い込みを完全に覆す、そんな発見であったのだ。

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