大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

雪降りの日に

ちょいと古い話題になってしまったが、この14日から15日にかけては全国的に降雪が見られあちらこちらでお困りになった方が少なからずいらっしゃったのは皆さんのご存知の通り。私の住む大和においても事情は変わらず、ご覧の通り・・・

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我が家の今から見える景色もかくの如くであった。庭先に今まさに咲こうとしている侘助もご覧の通り。

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こりゃあ・・・真っ白な三輪山が見られるだろうと思って、我が家では最もよく三輪山が見える二階の部屋に駆け上がる。

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残念ながら、こうも激しく雪が降っているような日に、この神山が姿を見せるなんてことはない。みえるのは、ご覧の通り、その山裾がほんのちょっと・・・ってな感じである。まあ、当然といえば当然である。

雪は確か昼前から降り始めていた。実はこの日昼過ぎから出かけようとしていた場所があった。葛城市歴史博物館である。昨年の12月の末から『當麻寺菩薩面と古代の匠のプロフィール』という特別展が催されていて、それに出かけようとの心づもりを持っていたのである。

けれども、窓から見える雪の降りようはその心を挫けさせるのに充分なものであった。上記の葛城市歴史博物館があるのは葛城市忍海(オシミ)、葛城山の麓で、少々高い場所にある。私は結婚までここにほど近い町に暮らしていたが、葛城おろしが激しく吹きすさぶこの地は、その町から見るといつも吹雪いているように見えていた。

となれば、三輪の地でさえこれだけ降っているのだから、葛城山の麓の降雪の様子は推して知るべし・・・私はこの興味深い特別展に行く事をあきらめた。

午後3時頃であったことだろうか・・・激しく降っていた雪はようやく止んだ。三輪山の姿はまだ見えない。それならばと私は大神神社へ・・・

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気温がそう低くなかったせいか、地面に降り敷いた雪は、場所によっては積もっては消え、積もっては消えしているがため、神庭へと続く石段には雪は積もっていない。参拝客が傘を持っているのは、参道や神庭を覆う樹木の枝々に積もった雪が早くもとけて、雨の様に地面に降り注いでいるからである。

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神庭はこんな感じだ。

そうそう、この散歩を終えて家に帰った頃にはわずかに陽がさし、さっきまで隠れていた三輪山もその神々しい姿を惜しげもなく我々に披露していた。

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さて、そう寒冷ではない大和においてはこんなふうに雪が降ったところで、止んだ後から雪はとけ始める。車の往来が多い道などにおいては夕刻にはすっかりと雪が消えていた。

私が気にかかったのは翌日の通勤であった。私の勤める都祁野は500m弱の高地。気温も低く、そこに至る道々は林間を抜けるくねった道が多い。傾斜は当然、なだらかではない・・・

私が通常使っている通勤路(長谷寺から小夫を抜ける道)は初めからあきらめていた。となれば、やや傾斜のゆるい、天理の豊田から天理ダムへと抜ける道。けれども、その道の入り口は見事に封鎖されていた。通行止めだ。

そうなると残されたのは名阪国道。昨日は通行止めになっていた。しかし、もう他の道はない。一か八かの思いで名阪国道へと向かう。思いのほか、路上には雪の姿は見えず、スムーズに都祁の地まで行く事が出来た。苦労したのは、名阪国道を降りてからであった・・・

なんてことを、事細かく描いてみても皆さんにはあずかり知らぬこと。私にとっても今はどうでもいいことなので、ここまでにしておいて・・・

昨日の都祁野である。

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道の両脇にはご覧の通りである。さらには日の当たりにくい場所は・・・

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ご覧の通り、カチカチである。昨日などは大和ではめったにない真冬日であったから、この状態は今日の朝はまだこれとは変わらない状況であっただろう・・・

最後に・・・

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15cmほどあった積雪は10cmほどに減っている。はるかに見える貝ケ平山も未だ白いままである。

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