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大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

夜が来る・・・

ちょいと更新が滞ってしまった。柄にもなく風邪をひいて寝込んだためである。まだ完調ではなく、頭痛はするし、立てばふらふらする・・・が、いつまでも休んではいられない。ことに明日ははずすことのできない出張・・・

ということで、今日はリハビリがてらの更新。

思い返せば、歯医者以外でお医者様の御世話になるのは本当に久しぶりだ。我が家には近所にいわゆるかかりつけのお医者様がいらっしゃり、家族みんながそこでお世話になっているのだが、私がそこでお世話になったのは・・・思い出せないぐらい前のことになる。少なくともここ10年はお世話になっていない。なんてたって、かかりつけなのにカルテを破棄されるぐらい間が空いてしまっている。

かといってその間に、私が体調の不調を感じたことが一切なかったというわけではない(人間だもの・・・)。

まずは歯痛、これは小さいころ歯を磨く習慣がなかったことがこの年になっても悪影響を残しているものと思われる。次に腰痛。これは年齢が年齢だけに仕方がない。お腹が少々出すぎているのもその原因の一つと言えよう。それと四十肩ってのもやった。

と振り返ってみると外科的な症状ばかりである。しかし忘れてはいけない。我ら酒飲みに巣食う業病を・・・そいつは、たちの悪いことに親しい友人と、あるいは気の合う同僚と楽しい・・・きわめて楽しい(私の場合は・・・である。人によってはたった一人でやけになって)夜を過ごした翌日にその激烈な症状を示す。胃の腑がひっくり返るのではないかと思われるような嘔吐、御寺の鐘に頭を突っ込んだあとにその鐘を突かれたらこうなるだろうなと思われるような断続的に押し寄せる頭痛。そして、昨日の後半の記憶がないことへの嫌悪感。それに身に覚えがない所を怪我してることへの不安感・・・

全ては酒が原因である。

私は日本国民であるから法律に定める通り20歳の誕生日を迎えるまで酒を口にはしなかった(ことにしておく)。そんな私が、半ば大人の世界にあこがれるような思いで眺めていたのがウイスキーだ。今はすっかり清酒等ではあるが、小学校高学年、中学校の頃の私の憧れは、親父が親しい友人がやって来たときに傾けていたウイスキーの鳶色のグラスであった。それに・・・コマーシャルにも、ウイスキーのそれは魅かれるものが少なくなかった。

小林亜星作曲の「夜が来る」である。みなさんご存知の一曲だ。ウィキペディアの要を得た解説を下に示す。

サントリーオールドのテレビCMを手がけるに当たって『人間みな兄弟』(にんげんみなきょうだい)のタイトルで作曲された。「人間みな兄弟」のタイトルはかつて壽屋(現・サントリー酒類)宣伝部に所属していた開高健が考えたキャッチコピーであり、小林がこのコピーからのインスピレーションにより作曲したものである。

最初に放送されたバージョンは男性のスキャットとギター伴奏によるハ短調のものである。スキャットを歌ったのは、当時上智大学の教授であったサイラス・モズレーという人物であった。楽曲はCMに用いるために短く完結しており、短いイントロと8小節の主旋律を必要に応じて繰り返すのみとなっている。

後に、小林自身により日本語の歌詞がつけられ、このときに『夜がくる』のタイトルがつけられる。ウィキペディア「夜が来る」の項

この曲が好きだった。とてもかっこよかった。ウイスキーという飲み物に対するあこがれを育んでくれた・・・

ただ、知っての通りこの曲は本当に長い期間使われており(今も)、いくつものバージョンが存在する。当然のことながらネット上にもその幾つものバージョンだアップされている。しかし、残念ながら・・・私が幼いころ最も気に入って、今もなお見たいと思うバージョンのものは見つけることができなかった。

それは・・・向こうの人(もちろん外国の)の一人一人の顔がアップで映し出され、それがあるいは泣き顔であったり、笑い顔であったり、苦悩に沈む顔であったり・・・そう、人間の喜怒哀楽をさりげなくとらえたものであった。ナレーションはなかったかな?あったとしても、印象に残っていない。そして・・・白黒じゃあなかったかと記憶しているが、これも自信がない・・・・

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