大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

老眼鏡・・・

私のブログにお出で戴いている皆さんはどちらかといえばご高齢(失礼 でも「どちらかといえば」なのでおゆるしを・・・)なので、少なからぬ方々が眼鏡のお世話になっていることと思う。それも近眼鏡ではない方のやつだ・・・・

かく言う私も今はこいつのお世話になっている。

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左右の眼鏡の間が下の様に離れてくれるので

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非常に着脱が楽である。なかなかの優れものである。

私は現在のところ左右の視力がそれぞれ1.5。若いころの不勉強の賜物である。まことにありがたいこと、この上ないのであるが、その反動として近い所がどうしても見えにくい。40を過ぎたころからその見えにくさが感じられてはいたが、これが老眼なのだと実感したのは45歳の頃であったかと思う。

近くが見えないのでは、私は仕事にはならない。おまけにブログのネタの仕込にも差し障りが出てくる・・・ということで、50歳のちょっと手前から老眼鏡を使うようになっていた。

しかしながら、元来の粗忽者故、すぐにどこかに忘れてくる、どこに置いたかわからなくなる・・・なんてことを繰り返していた。そこで考えたのが、どうせ失くすのだから高価な老眼鏡は使わない。100円均一のお店で買ったものだって度数が合えば結構使える。その100円均一のお店のものを大量に買い込む。なあに、10個買っても1050円だ。そしてその一個一個を自分の行きそうなところ・・・今の机の上、枕元、食堂のテーブル・・・もちろん職場のディスク・・・とにかく、あちらこちらにばらまいておく・・・という作戦だ。

作戦は成功し、これで必要な時に眼鏡がないという不便さから解放されることができた。我ながら名案だったと思う。

ところが・・・昨年(一昨年だったかな?)あたりに始まった「日本縦断こころ旅」というNHKのテレビ番組においてそのメインを務めている火野正平氏の首元に光る上の写真の眼鏡が気にかかって仕方がなくなった。この番組は、視聴者から寄せられた手紙に書いてある、その手紙の差出人の思い出の場所に、火野氏が自転車にて訪れるという趣向の番組だ。そしてその自転車旅を始める際には、その日行く場所について書かれたその視聴者からの手紙を火野氏が読み上げる。そして目的地に到着。再び火野氏はその手紙を読み上げる・・・・

そのたびに、それまで首元にかけられていたこの老眼鏡が仕事を始める。左右のレンズがカチッと音をして離れ、再び目元にてカチッと音を発してくっつく・・・

こいつはいいや・・・カッコイイ・・・

年甲斐もなく、そう思った私は早速購入した。度数は・・・老眼鏡のことだからまあいつも使っているやつと同じ。通販にて購入。今まで使ってきた老眼鏡とは比較にならないほど高価な老眼鏡だ。大事に使わなくてはならぬ・・・

ところが・・・火野正平氏と私は・・・やはり違う。

決定的に違うのは、顔と頭の大きさ。私にはこの眼鏡を買おうとしたときにその計算がなかった。火野氏には丁度のサイズの眼鏡も、私には・・・

この眼鏡、使う人の必要に合わせて5cmほど前後にのばすことができる。もちろん私は最大限のばして使う。けれども、どうにもきつくてならない。火野氏の顔にあるときには充分に余裕があるこの眼鏡が、私の顔にある時には・・・・眼鏡をかけている・・・というよりは、眼鏡が顔にへばりついているという状態になってしまう。

それに、首かけ式だからどこにも忘れはしない・・・という利点が、この眼鏡を購入した大きな理由ではあったのだが・・・その前に、首にかけることを忘れてしまうのだから、その利点はまだ生かされてはいない。

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