大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

薩摩行・・・2

「薩摩行」などと銘打って、先日から文章を書きはじめたが、今になってちょいと・・・いや、かなり後悔している。理由は至極単純だ。私のこの日の旅程は、霧島温泉駅を始発として九州を北上し、博多へと向かうというものだ。霧島温泉駅は薩摩の国のかなり北辺に位置する。従ってこの駅から列車に乗り少したてばそこはもう宮崎。薩摩では無く大隅の国である。しかもその後肥後の国。筑後筑前とめまぐるしく移動を重ねる。そんな旅程を「薩摩行」と括ることが不適当であることは明白であるはずなのに、そんなことに思いも行かず「薩摩行」などと銘打ってしまった。

とはいえ、今さら遡って「九州行」などとするわけにはいかぬ(可能なことは可能だがその行為が私には興ざめに思えて仕方ない)。それに「九州行」という言葉と「薩摩行」言う言葉を比べてみた時、私の感覚ではどうしても後者が勝る。というより「九州行」という言葉はありえない・・・そんなふうにしか思えない。とすれば、「九州電車旅行」とわかりやすい表題にしてもよさそうだが・・・私がこの日乗るはずの路線のほとんどが電化されておらず、「電車」とすることができない。かといって「九州ディーゼル列車旅行」などと銘打ったら、これまた興ざめだ。

ということで、内容とはかなり食い違いが生じることにはなるが、このまま表題を変えることなく以下を書き続けたいと思う。

などというどうでもいいようなことはここまでにして、そろそろ本題に入りたいと思う。かといって、以下がどうでもよくない内容かどうかは保証しかねるが少なくとも観念の遊びにだけは陥らないことは請け合いである。なぜならば、この日の旅程をただただ追いかけるだけの単純な記録だからである。そこに私の観念など入り込む余地はない。

さて私たちが乗った列車「はやとの風」は薩摩の国、鹿児島中央駅を9:25に発し、隼人の駅を通過して10:38私たちが乗り込んだ霧島温泉駅を出発した。

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車内はご覧のように木の香漂うすがすがしいつくりである。以下、同行した同僚(筋金入りの「鉄ちゃん」)がこの旅のために用意してくれたパンフレットの一文を引用する。

充当される車両は国鉄時代に非電化路線普通列車用に開発されたキハ40系を改造したキハ147系とキハ47系8000番台である。外装は旅客列車としては異例のロイヤルブラックで塗装されており・・・・内装は全く一新されリクライニングシートのみならず展望スペースやサービスコーナーが設けられるなどの劇的改造がなされ・・・・

以下文章は延々と続くのであるが、最後まで付き合ってはいられない。なお人の文章を引用したのであるから、ここに引用元を明記することが普通だが、それほど有名な人でもない(笑)ので省略することとする。

だいたい、この列車の終着駅の吉松駅までは殆ど時間がない。30分ほどで到着だ。

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駅に降りて振り返ると少々建物は邪魔ではあるが霧島連山が見渡せる。

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ここで私たちは乗り換える。「はやとの風」とはおさらばである。

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