読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

薩摩行・・・5

人吉の駅に着いたのは13:03。出発の予定は13:20である。ここで私たちは遅い昼食となる駅弁を仕入れ特急「くまがわ」4号に乗り込む。

P1050824

これまで乗ってきた「はやとの風」や「しんぺい」2号のように劇的な改造の施されていない当たり前の特急用列車だ。

P1050828

車内もごらんのとおり。ごく当たり前の内装である。だから、この車内での楽しみは必然的に先ほど購入した駅弁ということになる。

P1050829

はてさてその中身は・・・

P1050831

これまた、ごく当たり前の包装を取り除くとご覧のように、竹の皮でできたお弁当箱。決して模造品ではない本物の竹の皮製だ。つくりもしっかりしていて、家に持って帰れば、何回かは再利用できそうな代物であった。

P1050833

ご覧の通り、とても豪華なお弁当で、それまでビールとともにいろんなものをつまんできた私の胃袋は、そのおかずを食べただけで満腹になってしまった。けれども、そこで残ったご飯をそのままにしておくことができないのは昭和生まれの性、とうとう最後まで食べてお腹ははちきれそうになってしまった。

そうなると私を眠気が襲う。「はやとの風」の乗ってから、何回もプシュッと栓を抜いたビールの酔いも手伝って、私は程なく眠りに落ちてしまった。したがって、14:46、熊本の駅に着くまでの車窓の記憶がほとんどない。もったいないといえばもったいない話だが、寝てしまったものは仕方がない。目が覚めた私の目の前ではくまモンが熊本への到着を歓迎してくれていた。

P1050830

熊本から乗るのは・・・今回の鉄道の旅のしめを飾るににふさわしい・・・そう、あれだ。

P1050839

九州新幹線「さくら401号」である。ご存知の通り2011年3月12日に全線が開通したこの路線は、前日にあったあの厄災のため、その出鼻をくじかれる格好になってしまったが、上記のくまモンの頑張りもあり、今九州への旅行者にかなりの人気を誇っている。なんてたって新大阪・新鹿児島間の所要時間が最速で3時間45分だ。チケット代に目をつぶりさえすれば、飛行機に搭乗する前後の煩わしさが気になる方は、物珍しさも加わってこちらの方を選びたくなるだろうことは理解できないでもない。

さて・・・「さくら401号」は静かに・・・本当に静かにホームを離れた。これまで乗ってきた列車はすべてディーゼルカーだ。いつもかなり大きなエンジン音が聞こえていた。したがってそれらと較べた時、この超近代的な列車の走行音は較べること自体が愚かに思えるほど静かである。

窓から見える熊本、福岡両県の景色はあっという間に後方へと流れて行く。味気ないといえば確かに味気ないのだが、その座席の快適さ、空調をはじめとした車内の過ごしやすさも、また、今日これまで乗ってきた3つの列車とは比べ物にならない。

あっという間に博多へと到着。あとは地下鉄に乗り換えて空港に行き、搭乗手続きを終えるばかりだ・・・

広告を非表示にする