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大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

お散歩・・・8/11

このところ週末と言うと、朝方から空がぐずついていることが多かったし、ましてや昨日や一昨日は暴風雨警報(昨日にいたっては避難勧告)が出ていたりして、本当に久しぶりのお散歩である。台風一過という言葉があるが、それほどすっきりとしたお空といううわけではなかったが・・・

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まあ、風も涼しかったし、昨日まで降っていた雨のせいで空気もしっとりしていたので、久しぶりに散歩に出かけてみようという気持ちになった。

コースはいつもの通り。さっそく我が家の裏手の坂道を登り始める。その坂の途中で振り返って撮ったのが上の写真だ。大和盆地の南半分が見渡せる。修験道発祥の山、葛城山、金剛山が見える。よ~く見れば大和三山だって・・・

そして、このような絶景を独り占めにできるのが・・・

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私のブログにはしばしば現れる・・・件の空き家である。庭の前栽の荒れようを見れば、まだまだ空き家のままであるようだ。

更に坂道を上り続ける。

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平等寺は相変わらず清らかな静謐の裡にある。ご住職の丹誠を感じる・・・・そんな禅寺ではある。私は山門からその境内をちらりと眺め、次の目的地である大神神社へと向かう。

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毎度おなじみの大神神社である。今日はいつもとは逆の角度でお届けする。

次は狭井神社だ。

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現在、狭井神社は屋根の吹き替え中で、大きな覆いに囲われている。

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このお社の屋根の微妙な曲線の在り様がとても好きなのだが、仕方がない。工事が終わるのを待つことにしよう・・・

狭井神社の鳥居のすぐ前にあるこのため池は秋から初夏までの間はほとんど水草もなく、風のないときには向こう岸の木立や、その先にある山々がきれいに写りこんでいる・・・

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のだが、今日はご覧んととおり・・・

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菱だ。

「菱型」という言葉の元になった植物ではあるが・・・葉も実もいわゆる菱型で、どちらが「菱型」と言う言葉の元になっているのかは不明なのだという・・・

君為 浮沼池 菱採 我染袖 沾在哉 君がため 浮沼(うきぬ)の池の 菱摘むと 我が染めし袖 濡れにけるかも あの方に差し上げるために、浮沼の池の菱の実を摘もうとして、私が染めて作った着物の袖がすっかり濡れてしまいました。

柿本人麻呂歌集 万葉集七・1249

こんな歌を思い出した。

学生の頃・・・確か2回生の時だったと思うのだが、例の万葉集の研究会で、私がこの歌について調べ、報告することになった。詳しいことは覚えてはいないのだが、「菱採」の部分を「菱採ると」と訓むべきなのか、「菱摘むと」と訓むべきなのか・・・なんてことについてグダグダ言ってみたり、「浮沼の池」は島根県大田市三瓶町池田にある浮布池のことなんじゃないかなんてことを言っていたら、「菱摘むと」の「と」はいったい何なのか・・・そんなことを師より厳しく突っ込まれたのを記憶している。学生時代の気負いもあって、何やら小難しげな説明をしたように思う。師はそんな気負いを咎めて、極々基本的なご質問をなさったのだと思う。

今にして思えば、目先のことにとらわれ、基本的なことをすっ飛ばしてしまった報告であったように思う・・・

なんてことを思い出しながら歩いていると・・・

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久延彦神社である。学問の神、知恵の神である。学生時代のこと、しかも勉強のことを思いだしているとここにたどり着くなんて、これはまさか知恵の神の御導き・・・なんて思い、神前で手を合わせ、少々少なめの脳味噌がもう少し活発に働くようにお願いしたのだが・・・

学問への道はかくも狭く厳しい・・・

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