大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

お散歩・・・5/21

ここのところ続けて法隆寺についてのレポートを行ってきた。まだ、西院伽藍についてしか紹介していないし、まだお見せしたい場所も法隆寺には残されているのだが、今日はちょいと一休みして、いつものお散歩の様子など・・・・

天気予報によれば昼にはかなりの気温の上昇が見込まれるらしい。朝の涼しい内に出かけなければ・・・・私は朝食を済ませると、早々に家を出た。新聞によれば大和文華館のささゆりが咲き初めたという。ひょっとして大神神社のささゆりも咲き始めているのではないか・・・いつもの年より少し早いんじゃないか、なんて思いながら私は大神神社へと歩みを進めた。

二の鳥居を抜け、木立に包まれた参道にはいると、私の周囲を包む空気が一気に変わる。ひいやりとした冷気(あるいは霊気)が、そこにはただよっている。そしてこの石段を一段上るごとにその冷気は強まって行く。

神前に出て行くためには、まず身の穢れを洗い流さねばならない。まさか行水というわけにも行かないので、手を洗い口を漱ぐだけで身を清めたこととする。ここ大神神社の手水舎には、このように立派な蛇がいらっしゃる。大神神社主祭神大物主神、そのお姿は蛇の姿であるとも言う・・・・さすれば、この蛇のお口から流れ出る霊水にて身を清めれば、その効果は覿面と言うことになろうか。

神の庭へと上がる。神前に立った私はいつものように二礼二拍手一礼をすませ、目当てのささゆりを見るべく、ささゆり園へと足を運んだ・・・・が・・・・ここ大神神社のささゆりはまだ少々早かったようだ。あと2週間はかかりそうだ。ということで、ここは一昨年撮影したものを御覧いただこう。

ちょいとがっかりした私は、その後いつもの通り三輪山の登山口がある狭井神社にお参りし、帰途につく。そして、最後に立ちよりお参りするのは大神神社の若宮。

橘の花が咲いていた・・・・

あたりには未だ鶯の声がさかんに聞こえていたが、その中に混じってほんの数度ほととぎすの声を聞いた。

大伴旅人のこんな歌を思い出した。

橘の 花散る里の ほととぎす 片恋しつつ 鳴く日しぞ多き