大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

今週の三輪山・・・我が家の勝手口より

2015年4月4日午前8時ごろ

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我が家の勝手口から見た三輪山である。夜来の雨が上がりご覧の通り煙っている。雨上がりの日にはよく見える光景である。手前に桜が映りこんでいるが、三輪山の中腹あたりにもあちらこちらに咲いているのが見える。ちょいとズームアップしてみると・・・こんな感じだ。

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うち靡く 春来るらし 山の際の 遠き木末の 咲きゆく見れば

尾張連・万葉集巻八・1422

平安時代にもなれば、「花」と言えば「桜」をさすようになっても来たが、万葉集の時代にあっては必ずしも「花」は「桜」をさすことはなかった。だから、この歌で「咲きゆく見れば」と歌われているのが「桜」であるとは言い切れないのだが、私はこの季節になって、家の窓から見える三輪山の山腹に上の写真のようにひそやかに咲く桜を見るたびにこの歌を思い出す。

大和路において春の到来は「お水取り」が終わって本格化するが、やはりその訪れを実感するのは、野や山が色とりどりに彩られてゆく・・・そんな変化を感じ取っての事であろうと思う。

そして・・そんな花の季節も終わり・・・三輪山には「緑」は鮮やかなモザイクを描く季節が到来するのだ。

ところでこの日、別の場所においても三輪山を撮った。午後3時頃であっただろうか・・・場所は藤原宮北に広がる農地・・・三輪山の方は・・・遠くにかすみはっきりとはその稜線が分からない・・・

ipp