大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

荒野の用心棒・・・

先日懐かしい曲を思い出して紹介したが、懐かしついでにもう一曲。

正確なことは記憶していないが、私の家に初めてレコードプレーやなるものがやってきたのは、確か小学校の低学年の頃のこと。当時高校生だった私の叔母がお年玉やらなんやらをかき集めポータブルプレーヤーを購入したのだ。

確か、金4500円也。とてつもなく高額のように感じたことを覚えている。

そんなに高価なものを購入したのだから、当然のごとく叔母は金欠。プレーヤーはあったもののレコードが我が家にやってきて、プレーヤーが活躍を始めたのはそれからしばらく経ってのことであった。確か当時シングル盤一枚370円だったかと記憶している。

そして、その叔母が初めて買ってきたのがこれだ。

子供心には、この口笛により奏される哀愁に富んだ旋律がとてつもなく「カッコイイ・・・」と感じたものだ。鳴らない口笛を一生懸命練習し、なんとかそれらしい音が出るようになるまで顎がいたくなるほど努力した。

曲がりなりにも今私が口笛を吹けるのはこの時の頑張りのおかげだ。

そんな思い出の残るわが故郷は3月11日、見るも無残な姿となった。

当時、西部の荒野を連想させたこの旋律は、今、荒涼の地と化したわが故郷を想起させる・・・・