大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

三輪山と箸墓と・・・

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梅雨が明けた。まさに夏・・・そのものである。空の青も雲の白もそう告げている。すべてのものの輪郭がくっきりと見える。

上の写真は大和盆地の南東に、美しい円錐形を示している三輪山だ。先日、車を走らせながら、ちらっとその方向を見たとき、あまりにくっきりとしたその輪郭線と、深く濃い緑が目に入ってきた。おもむろに車を止めて、手元にあった携帯電話のカメラにおさめたのだ。

そしてそこから視線をやや右に移せばこれまた深々とした緑におおわれた小山が・・・・

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箸墓だ。3世紀後半の築造と推定されているこの巨大前方後円墳(全長約280m)は、その被葬者について多くの古代史フアンの興味をあつめているところである。今、その点について詳しく述べるだけのものを私は持ち合わせていないが、少なくともこの古墳が定型化された前方後円墳の中では最も古いものであると推定されていること、そして、近年注目を集めている纏向(マキムク)遺跡の盟主的存在の墓であること・・・・ぐらいは、言えるかもしれない。

ともあれ・・・この二つの緑色が目に入り、思わずカメラにおさめてしまった私は、ふとあることに気が付いた。

かれこれ3年近く、こうやって大和のあちらこちらについて書き綴ってきたが・・・しかもなお、自分がこの近くに居住している関係もあって、三輪山の麓辺りをうろうろしてきたにもかかわらず、この三輪山と箸墓については正面から扱ったことがなかったな・・・・と。

もちろん、それらにかかわっての話を、全くしてこなかったわけではない。けれどもそれは大神神社を取り上げたついでとか、自分の通勤路について書いた時のついでとか・・・

とにかく、中心になる素材としてこれらを取り上げることを私はしてこなかった。いつかは・・・と思っている。けれども、簡単に手を付ける気にはなれないのだ。手を付け始めたことは数度あった。そして、その都度・・・またいつか・・・となってしまう。

もちろん「またいつか」で終わらせる気はない。もしよろしければ、その時も・・・お付き合い願いたい。