大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

お散歩・・・7月17日(続)

真夏のまぶしいほどに青く輝く空に突き刺さるように聳え立つ大神神社大鳥居を見上げた後は、その足元からわずかばかりの場所に位置する「おんぱらさん」に向かって手を合わせる。

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人の背丈にも及ばない小さな社・・・正式には綱越神社と呼ぶ・・・は、大神神社摂社で、祓戸の大神をまつる由緒深い社である。歴史は古く、延喜式神名帳にその名を見せている。初瀬川の流れにほど近い場所に位置し、大神神社の祓殿というべき役割を果たすお社で、傍らに生えている二本の栴檀の古木の樹齢は計り知れない。小さいながらもこんもりとしたすがすがしい森がそこにはある。

旧六月晦日の大祓、すなわち夏越祓の日には日ごろ閑散としたこの境内が、引きも切らぬ参詣者で埋まる。この夏越の大祓・・・今は「おんぱら祭」(おそらくはおん祓い祭の転訛)と呼ばれ、多くの人が楽しみに待っている。

境内には「茅の輪」がしつらえられ、拝殿では巫女さんが祓いの舞を鈴を振りながら優雅に舞う・・・あるか、ないかわからないような参道は露店んで埋め尽くされ、夜空を盛大に花火が焦がす。

そんな日がもうじきやってくる。7月の末日だ・・・・

その日のこの一帯のにぎわいを夢想しながら、私は歩き始めた。むろん家に帰る…のである。暑い中を歩きすぎた。喉が渇いてならない。これで出かける予定がなかったのなら、渇いたのどに最適の・・・

けれども、この後、車を走らせねばならぬ・・・