大和逍遥   

別に運営している「三友亭雑記」というブログのバックアップである。

近江行・・・2

朝が来た・・・

私たちの宿は大津市の琵琶湖湖畔にあった。湖面までほんの20m。全室が湖に窓を向けたレイクビューのホテルである。数年ぶりの家族そろっての旅でもあったので、ちょいとはりこんで宿をとったため、最上階の部屋をおさえることができた。

私たちは翌朝の夜明けに期待した。なぜならば、大津市においてその窓が湖を向いているということは、とりもなおさずその窓が東を向いていることを意味する。旭日は湖面を黄金色に輝かせながら、伊吹山の方向から天空へと旅立つはずであった・・・

・・・が・・・

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あいにくの空模様であった。

いつもこうだ・・・私たち家族がどこかに出かけようとする時は・・・

上の子がほぼ2歳、下の子が生まれて10カ月の頃の初めての鳥羽への旅。土砂降りの雨の中、左手に雨傘を持ち、右手に12kgを越える下の子を抱いて、鳥羽の町中をさまよい歩いた。駅にたどり着いたころには右の腕が感覚を失っていた・・・

もう少し子供たちが大きくなってからの初めてのドライブ旅行。涼を求めてたわむれるはずだった吉野山中の清流は濁流が轟音をあげていた。大雨洪水警報が出ていたのである。

そろそろ、遠距離の旅にも子供たちが耐えられるだろうと思い、初めて連れて行った私の故郷。少々奮発して松島湾を一望できる宿の海側の部屋を取った。そしてその窓から見えたものは、ミルクのように真っ白な空間であった。6月から7月。宮城はよく濃い霧に覆われる・・・

蔵王にも上ろうとした。朝起きたら宿の前の清流は、やはり轟音をあげていた。これまた大雨洪水警報。

富士山にいたっては、いったい何度その周辺をうろついたことだろう・・・一度もその秀麗な姿を、富士の山は私たちに見せてはくれなかった。

という具合で、いつもいつも「大雨洪水警報」というわけではないが、抜けるような青空の下、その景色を満喫できた旅というのはあまり記憶にない。せいぜい・・・会津に行ったときに磐梯山が良く見えていたことぐらいか・・・

今回の近江行もまた件のごとし・・・か・・・

それでも日が昇ってくれば

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湖面には黄金色のきらめきが・・・

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釣り船にトンビの姿も・・・

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さて、朝食を済ませたならば、その後、向かうのは長浜だ・・・・

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